【決定版】簡易型感震ブレーカー「スイッチ断ボール3」の取り付け方と口コミレビュー!

switch_dan_ball3_base 防災グッズ

[PR]  この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは、防災父さんです!

簡易型感震ブレーカーの代表格、売れ筋No.1と言えば、ご存知「スイッチ断ボール3」ですね。

✔ 取り付け簡単
✔ 確実な作動
✔ ほぼ全てのブレーカーに対応
✔ お財布に優しい

など多くのメリットがあり、圧倒的な支持を得ています。

なんと、累計出荷実績は30万台を突破しているそうです。

ただ、ほぼ全てのブレーカーに対応とはいえ、ブレーカーによって付け方は異なるため、

取扱説明書を読んでも良く分からない…
言うほど簡単じゃないんじゃない?

という方も多いのではないでしょうか?

そこで、そういった方にも分かるように、我が家の実例を交えて、どこよりも分かりやすい記事を書きました!

なお、「感震ブレーカーって何?」という方は、以下の記事をご覧下さい。

また、「どうしてコレなの?」という方は、以下の記事をご参照下さい。

この記事はこんな人におすすめ

・スイッチ断ボール3の取り付けを検討している
・スイッチ断ボール3の詳しい取り付け方を知りたい

それでは、どうぞ!

各部の名称・付属品

まずは、スイッチ断ボール3の各部の名称と付属品です。

こちらがパッケージの表面です。

いろいろなアピールポイントが書いてあります。

こちらが裏面です。

取り付け方が「ザックリ」分かりますので、一通り読んでおきます。

実際の取り付け方はブレーカーにより変わってきますので、後ほど詳しくご説明します。

続いて中身です。

スイッチ段ボール3の本体(以下、本体と言います)(左下)
・おもり玉(右下)
・キャップ(上)
です。

本体はスジの部分で切ることができ、上がハンガー部、下が本体(残り)になります。

本体には震度調整リングがついています。(震度5強、6、7に切り替え可能です)

キャップは4つ繋がっていますが、この中から自宅の配電盤に合うものを選びます。

・ひっかけ式キャップ(上)
・スイッチ穴通し(銅線:細すぎて見えにくいです)(中)
・長いヒモ(下)
です。

こちらは必要に応じて使います。

配電盤の確認

続いて配電盤の確認です。

本体の取り付け位置は、ブレーカーの位置やカバーの有無などにより変わってきます。

そこで、設置前に配電盤の形状をよく確認します。

ちなみに、我が家の配電盤はこんな形です。

表面が曲面になっていて、カバーが付いています。(上に跳ね上がっています)

これが漏電ブレーカーです。

防災父さん
防災父さん

なぜ漏電ブレーカーと分かったかというと、機器の表面に書いてあるからです。(笑)

漏電ブレーカーの下には多少スペースがあります。

配電盤の側面は平らで垂直になっています。

こんな感じで確認します。

配電盤の形状と本体の貼り付け方

配電盤の形状を確認したら、本体の貼り付け場所を考えます。

貼り付け場所は、配電盤の形状によって、大きく以下の5パターンに分けられます。

自分の配電盤に該当する方法で貼り付けますが、複数のパターンに該当する場合もありますので一通り確認します。

ここが最も重要なポイントですので、以下でしっかり確認します。

配電盤の形状

貼り付け方

1.漏電ブレーカーの下に本体を貼り付けます。

防災父さん
防災父さん

このケースの人はラッキーですね。そのまま貼り付けるだけですね。(笑)

配電盤の形状

貼り付け方

1.本体をスジに沿って裏面の両面テープごとハサミで切り分けます。

2.漏電ブレーカーの下に「ハンガー部分」を貼り付けます。
3.空いているスペースに「本体部分」を貼り付けます。

防災父さん
防災父さん

このケースは、本体を分割して、別々の場所に貼り付けるわけですね。

配電盤の形状

貼り付け方

1.ブレーカーの下にスペースがある場合は上記のパターン➀を参考に、スペースがない場合はパターン②を参考に取り付けます。
2.本体を配電盤の横に貼り付けてもOKです。
3.キャップは「引っかけ式キャップ」を使用します。

防災父さん
防災父さん

このケースは、スイッチがへこんでいるため、普通のキャップではなく「引っかけ式キャップ」を使うところがポイントですね。

配電盤の形状

貼り付け方

1.本体を切り分けます。

2.おもり玉のヒモを長いヒモに交換します。

3.カバーの中の主ブレーカーまたは漏電ブレーカーの下にハンガー部分を貼り付けます。

カバーを完全に閉めると、ヒモがひっかかっておもり玉が落ちなくなるので、少し開けておきます。

防災父さん
防災父さん

このケースは、本体を分割して取り付けることに加え、おもり玉のヒモを「長いヒモ」に取り替える点がポイントですね。

配電盤の形状

中部電力30A以下の配電盤は主ブレーカーにヒモがついており、スイッチが上向きのときに「切」、下向きのときに「入」となっています。

貼り付け方
(1)主ブレーカーと漏電ブレーカーがある場合
1.上記のパターン➀や②を参考に漏電ブレーカー下に貼り付けます。

(2)漏電ブレーカーがない場合

1.主ブレーカーノブに付いているヒモを外します。(後からキャップをはめる時じゃまになるためです。)

2.本体を切り分けます。

3.ハンガー部を主ブレーカー真上に、本体部を右横の平な部分に貼り付けます。

4.キャップは図の向きで差し込みます。

防災父さん
防災父さん

このケースは、本体を分割してハンガー部をブレーカーの「上」に取り付けることで、おもり玉の落下時にスイッチを引き上げるようにするところがポイントですね。

出典(パターン➀~⑤):取扱説明書

我が家の場合の取り付け手順(口コミレビュー)

我が家の場合、パターン②と④が該当しますので、手順を合成すると以下のようになります。

出典:取扱説明書

1.本体を切り分ける。

2.おもり玉のヒモを長いヒモに交換する。

出典:取扱説明書

3.カバーの中の漏電ブレーカーの下にハンガー部分を貼り付ける。
4.本体を配電盤の側面に貼り付ける。

以降、このケースについて、具体的な取り付け手順を説明します。

パターン➀③⑤については実例はありませんが、➀は補足説明は不要ですし、③の引っかけ式キャップにヒモを結ぶ手順は後述するキャップへのヒモの取り付け手順と同じです。
また、⑤のスイッチが逆のケースは、ハンガー部の貼り付け場所をブレーカーの下から上に変えるだけですので、以下の手順を読み替えて頂ければ参考になると思います。

道具の準備

作業を開始するにあたり、以下の道具を準備します。

・ティッシュペーパー等(掃除用)
・ハサミ(本体分割用)
・脚立(無い場合は椅子)
・プラスドライバー(水平調整用)

防災父さん
防災父さん

ほぼ工具不要で、お家にあるもので間に合いますね。(笑)

貼り付け準備

貼り付け作業に入る前に以下の準備をします。

我が家の場合は、上記②と④の合成手順なので、ちょっと作業が多くなりましたが、通常はここまで準備はいらないと思います。

(準備1)表面の掃除

貼り付ける前に、配電盤の表面をきれいに掃除します。

防災父さん
防災父さん

結構汚れていますねぇ。配電盤は掃除をしたことがありませんからね。(笑)

(準備2)本体の切り分け

※ガムテープは撮影用で、通常は不要です。

漏電ブレーカーの下のスペースに本体が貼れるか確認します。

本体を近づけてみると、ハンガー部は入りそうですが、本体下部は貼れません。

防災父さん
防災父さん

漏電ブレーカー下にある三本線がじゃまですね。(笑)

なので、本体は側面に貼り付けます。

本体を切り分けます。

本体にはあらかじめ分離できるようにスジが入っています。

両手でぐっと力を入れて折り曲げると、スジに沿ってパキッときれいに折れました。

後は、本体裏面の両面テープをハサミでカットします。

ハンガー部(左)と本体(右)にきれいに切り分けできました。

(準備3)ヒモの取り替え

おもり玉のヒモを長いヒモに取り替えます。(この作業はパターン④の場合だけです。)

・おもり玉と元のヒモ(左)
・長いヒモ(右)
です。

おもり玉から元のヒモを取り外し、長いヒモに取り替えます。

長いヒモの一端は輪が出来ていますが、もう一端は輪が出来ていません。

おもり玉に元から付いているヒモを緩めます。

ヒモは硬くて丈夫な素材でできているので、ほぐしていくと簡単にほどけます。

元のヒモが取れました。

次に、長いヒモの端に輪を作るため、7cmほど折り曲げます。

折り曲げた部分を二重にしたまま一回結ぶと上図(下)のような輪ができます。

元のヒモ(上)の輪と大体同じサイズの輪ができました。

長いヒモの輪の部分をおもり玉の穴に通します。

ヒモのもう一方の端をこの輪に通し、ぎゅっと縛ると上のように取り付け完了です。

無事、長いヒモへの取り替えができました。

(準備4)キャップの選定

これが漏電ブレーカーのノブです。ここにキャップをはめます。

キャップは4サイズありますので、順番にはまるか試していきます。

今回は一番左のキャップがはまりました。

ピッタリではなく、多少余裕があり、カタカタ動く感じです。

ここで一点、注意です。
キャップには向き(上下)があります。

これが正しい向きです。

これは逆向きです。
この状態では、はまり具合が浅いので、すぐ外れてしまいます。
このままでは、キャップに紐を付けて下に引っ張ると、キャップが抜けスイッチが切れません。
これでは意味がないので、付ける際は要注意です!

・本体(左下)
・長い紐が付いたおもり玉(左上)
・ハンガー部(右下)
・スイッチキャップ(右上)
が揃いました。

これで、貼り付け準備が完了です。

本体の貼り付け

いよいよ貼り付けです。

通常、配電盤は天井付近にあるので、脚立(または椅子)を準備します。

防災父さん
防災父さん

高所での作業となるので注意して下さいね。私も何度か落ちそうになりました。(笑)

ハンガー部裏面の両面テープからはくり紙を剥がし、漏電ブレーカーの下のスペースに貼り付けます。

同様に、本体を配電盤の側面に貼り付けます。

貼り付け位置の高さや奥行き位置は指定がないのでお好みになります。
高さは、あまり高くてもヒモが届きませんし、低くても落下の勢いが無くなります。
なので、配電盤ケースの中央あたりにしました。
奥行き位置は、おもり玉が落ちた時にハンガー部に近い方が良いと考え、なるべく手前にしました。

側面から見ると分かるように、配電盤の縦の線に合わせて垂直に貼りました。

配電盤の正面から見ると、おもり玉を受ける台が水平になっています。

台の水平は、本体下のネジで微調整します。(プラスドライバーを使います。)

我が家の配電盤は、奥行き十数センチで、天井付近の隅にあります。
貼り付け後に水平器をのぞき込もうとしましたが、狭くて良く見えませんでした。
こういった場合は、最初に調整しておいてから、貼り付けると良いと思います。
また、狭い場所で確認したい場合は、小さい鏡などに映して見ると良く見えます。

貼れましたので、おもり玉を載せる前に、一晩寝かせて接着を強固にします。

そして、翌日・・・!(笑)

しっかり接着できたことを確認したら、本体におもり玉を載せ、長いヒモをハンガー部の穴に下から通します。

出典:取扱説明書

キャップへヒモを結ぶには、ヒモの端をキャップの穴に通し、ヒモの輪をキャップに被せてギュッと引っ張ります。

キャップとヒモが繋げたら、上の写真のようにブレーカーのノブにキャップを被せます。

配電盤のカバーを閉めてみるとこんな感じです。

カバーがハンガー部に当たって完全には閉まらなくなりましたが、ここがヒモの通る空間になります。

これで取り付け完了です!

動作テスト

最後に動作テストをします。

本体からおもり玉を落としてみます。

落下の勢いでブレーカーのスイッチが切れたらOKです。

我が家も無事、切れました。

これは電気が切れるだけなので説明は不要ですね。

防災父さん
防災父さん

動作テストは昼間で人が少ない時がおすすめです。

感震ブレーカーはスイッチ断ボール3がおすすめ!

今回は「スイッチ段ボール3」の取り付け方を分かりやすくご説明しました。

スイッチ断ボール3は

・ 見栄えがイマイチ

というデメリットはありますが、(笑)

・ 取り付け簡単
・ 確実な作動
・ ほぼ全てのブレーカーに対応
・ お財布に優しい

といったメリットが盛りだくさんです。

我が家のケースのように、配電盤の形状によっては取り付けが面倒な場合もありますが、本記事を参考にして頂ければ全く問題ありません。

また、この商品は、仕組みが単純であるうえ、「本体を分割する、貼り付け位置を変更する、ヒモを取り替える、おもり玉を取り替える」など柔軟性が高いので、ほぼ取り付けできない配電盤はないと思います。

お値段は日々変動しますが、我が家の場合、最安ショップで2,000円台で購入でき、溜まっていたポイントも使えたのと、購入時にポイントも付いたので、実質の支払額はさらにお安くなりました!

大地震の後に通電火災が起きて、となり近所に延焼して保障問題になったりすると、火災保険や地震保険に入っていたとしても、到底このような金額では対応できません。

また、延焼という前に、思い出の詰まった家や家財道具を全て失ってしまうことを考えると、この価格で火災対策ができたのはめちゃくちゃお得だと感じました。

万が一、大地震で自宅が被害に遭っても、家が焼けずに残っていれば、早く普段の生活に戻って行けますね。

感震ブレーカーは多々ありますが、総合的に見て「スイッチ断ボール3」のコスパは最高だと思います。

10年以上のロングセラー商品となり、累計出荷台数30万台突破というのもうなずけますね!

この記事を参考にして、早めに対策されることをおすすめします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました