こんにちは、防災父さんです!
冷蔵庫の地震対策用の器具はいくつかありますが、なんと言っても転倒防止ベルトがおすすめです。
転倒防止ベルトは各メーカーから純正品が販売されていますので、これを使うのが正解です。
そこで、ここでは、各メーカーが推奨する転倒防止ベルトを一挙ご紹介します。
お使いの冷蔵庫がどこのメーカーや機種か今一度ご確認の上、ご覧ください。
それでは、どうぞ!
パナソニック
パナソニックの冷蔵庫には、一般的なキッチンに置く冷蔵庫と、システムキッチンに埋め込んで使う冷蔵庫があります。
それぞれ別の転送防止ベルトが販売されていますので、間違えないようにしましょう。

冷蔵庫も色々あるんですね。
一般冷蔵庫用
家電量販店で売っている一般的な冷蔵庫に取り付けるタイプです。
冷蔵庫の背面にある取っ手にベルトを掛けて、壁にネジ止めします。
ベルトの長さは約90cmです。
取り付けに際しては、パナソニックの以下のサイトが参考になります。

システムキッチン用
システムキッチンに組み込んで設置する冷蔵庫用の転倒防止ベルトです。
一般冷蔵庫のように上部が空いていないことがあり、設置方法が異なるため、ベルトの長さが約3mと長くなっています。

シャープ
ネジで金具を壁に固定するタイプで、ベルト長さは約1mです。
冷蔵庫背面のベルト接続用のパーツの穴に通して使います。
小型の冷蔵庫には接続パーツが無い物もあります。
取り付け方は、シャープの「冷蔵庫転倒防止ベルト取扱説明書」をご覧下さい。
https://cocorostore.jp.sharp/cs-static/manual/2019390064.pdf

日立
日立の場合、ベルト一本に対して金具が二つ付いていて、両方とも壁にネジ止めする方式を採用しています。
冷蔵庫 1台につき2本使用しますが、小さい冷蔵庫では1本でも良い場合があります。
詳しい情報は、以下の日立のサイトを確認しましょう。

三菱
三菱の場合、冷蔵庫の背面の上部に専用のベルト掛けがある機種と、運搬用取っ手を利用する機種とがあります。
取り付け金具は壁にネジで固定します。
取り付け方法は機種によって変わってきます。
詳しくは、下記の三菱の取扱説明書を参考にしてください。

東芝
冷蔵庫背面の上部の取っ手にベルトを通して、金具を壁にネジ止めします。
冷蔵庫により取っ手の形は違いますが、取り付け方は同じです。
詳しくは以下の東芝のサイトが参考になります。



「転倒防止ベルト」と言っても、メーカーや機種によって少しずつ違いますね。
まとめ
転倒防止ベルトには、汎用品もありますが、純正品とお値段はそれほど変わりません。
冷蔵庫メーカーは自社の製品に合った物を開発し、試験をした上で販売しています。
お使いの冷蔵庫メーカーの純正品を選んでおけば、買ったはいいけど取り付けられなかった、といった問題は起こりません。
ご自宅の冷蔵庫に合った純正品を選んでおけば、まず間違いはないと言えます。
販売サイトでは対応機種が表示されているので、よく確認の上、購入しましょう。
冷蔵庫の転倒防止は、費用に比べて効果が大きいので、まだ対策されていない方は、早めの対策をおすすめします。
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冷蔵庫の転倒防止ベルトの付け方のポイントをサクッと知りたい方は、下記もご覧ください。
冷蔵庫の中身が飛び出さないようにしたい方はこちらをご覧ください。
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