ガラス飛散防止フィルムを自分で貼ってみた!(購入編)

防災グッズ

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こんにちは、防災父さんです!

地震対策で一番大事なのは「命を守る行動」ですね。

大地震で命を失ってしまえば、備えておいた水も食料も防災バッグも役に立ちません。

自宅において、命を守るには、以下のことが最も重要です。(優先順)

①家が倒壊しないこと。
②家具が転倒しないこと。
③家具の中から物が落下しないこと。
④家や家具のガラスが割れて飛び散らないこと。

もう少し具体的に書くと、

①地盤がしっかりしていることや、建物がしっかり出来ていること。
②家の中にある家具が転倒しないように固定されていること。
③家具の扉が開いて中にしまってある物が飛び出してこないようにしてあること。
④家の窓や食器棚などのガラスが割れても飛び散らないようにしてあること。

という感じですね。

上記②〜④は今住んでいる家でできる対策ですが、今回は④のガラス飛散防止対策について、我が家の事例をご紹介します。

なお、②、③については以下の記事でご紹介しましたので、よろしければご参照ください。

②については以下の記事でご紹介しました。

▼タンスの転倒防止

▼電子レンジの転倒防止

▼大型テレビの転倒防止

また、③については、以下の記事でご紹介しています。

▼家具の扉の中の物の落下防止

この記事はこんな人におすすめ

・ガラス飛散防止フィルムの選び方、買い方、貼り方を知りたい。

それでは、どうぞ!

自分でやるべきか

ガラス飛散防止フィルム貼りは、自分でやるか、業者に依頼するかのどちらかです。

業者に依頼すれば、早くて綺麗に出来ると思われますが、費用も高くつきそうです。

そこで、まずは、自分でやる方向で考えてみました。

その上で、無理そうだな、と思ったら、業者に依頼することにしました。

どこのガラスに貼るか

最初に、どこの窓ガラスに貼るか考えます。

家の中には大小様々な窓ガラスがあります。

安全のためには、全部貼っておきたいところですが、いきなり全部は貼れません。

まずは小さい窓で練習してからとも考えましたが、危なくないところに貼っても意味がありません。

そこで、やはり「ガラスが割れると一番困るところ」から貼ることにしました。

では、一番困るところはどこでしょうか。

家の中を一通り見回した結果、寝室の自分が寝ている側の吐き出し窓が最も危なそうです。

寝ている時に地震があり、このガラスが割れて飛び散ると、自分の上に破片が降り注いで、大けがになってしまいます。

そうなったら、家族を救助したり避難所へ連れて行くどころではありません。

そこで、最初にここに貼ることに決めました。

今回フィルムを貼る吐き出し窓

ガラスの種類を確認する

貼るフィルムですが、調べてみると何でも良いと言う訳ではないようです。

ガラスの種類によって、貼れるフィルムが違ってきます。

そこで、貼るガラスがどんなガラスか確認します。

我が家の場合、今回対象のガラスは「複層ガラス(ペアガラス)」です。

ガラスが二枚セットになっていて、断熱性の高いガラスです。

ガラスの縁が銀色でギラギラしているタイプですね。

複層ガラス(ペアガラス)
防災父さん
防災父さん

最近の住宅は高気密高断熱をウリにしているので、こういったガラスが多いと思います。

ガラスの縦横サイズを計る

ガラスのサイズによって、購入するフィルムのサイズ(幅と長さ)も変わってきます。

そこで、ガラス1枚の縦横のサイズをメジャーで計ります。

幅90cmまでなら、どこでも売っていますが、それより大きい場合は、専門店でないと手に入りません。

我が家の場合、今回貼る窓は90cmより幅広で、フィルムを貼るガラス面のサイズは、

・高さ184.5cm
・横幅116.0cm
 ※ガラスの端にあるゴムの内側までの寸法

でした。

どこで買うか

次に、どこで買うか(買えるか)です。

今回必要なガラスフィルムは以下の条件に合うものです。

・飛散防止用
・複層ガラス(ペアガラス)使用可
・サイズが幅広(120cmくらい)

近くのホームセンターで探しましたが、3つの条件が揃う物は見つかりませんでした。

そこで、専門店を探したところ、DIYショップRESTA(リスタ)(公式ショップ)で入手できる事がわかりました。

RESTA公式ショップ

こちらは、ちょっと特殊な物も、DIYをする人向けにメーカーとの間を取り持ってくれるお店です。

こちらのお店、公式ショップ以外にも、Amazonや姉妹店の楽天市場店Yahoo!店もありました。

どこで買おうか迷いましたが、公式ショップの方が、

✔ お値段が安い
✔ 長さは10cm単位で注文できる
✔ サンプルも無料で手配してくれる

とメリットが大きかったので、そちらで購入することにしました。

また、支払いはAmazonPayが使えますので、クレジットカードを登録する必要はなく、公式ショップでの購入時にAmazonに連携されAmazonに登録してあるクレジットカードで買えるので、とても便利です。

どの商品を買うか

検討の結果、今回は以下の商品を選びました(参考です)。

DIYSHOP RESTA リスタ 楽天市場店
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ガラスフィルムは聞いた事もないメーカーも多い中、「サンゲツ」は有名国内メーカーで性能や品質とも信用できます。

それでいて、お値段も格安ときていますので、これに決めました。

防災父さん
防災父さん

サンゲツはカーテンメーカーとして有名ですが、ガラスフィルムも扱っているんですね。

注文する長さは

あとは、フィルムの長さをどれだけ注文するかです。

ガラスの高さは184.5cmで、公式ショップでは10cm単位の販売なので、少し(5.5cm)余裕を見て、190.0cmあれば十分です。

これを2枚注文すれば、自分でカットしなくてもそのまま貼れるので便利ですが、それぞれ送料が880円掛かってしまいます。

2枚分まとめて注文すれば、送料は一つ分で済むようです。

そこで、2枚分の長さ、

190.0cm×2枚=380.0cm=3.8m

を一度で注文することにしました。

その結果、料金は送料込みで約6,600円でした!

ガラス1枚あたり3,300円ですね。

サンプルを請求する

こちらのお店は初めての利用であることと、ガラスフィルムそのものを見たことがなかったので、まずは無料サンプルを注文してみました。

数日後に、サンゲツの支社から直接、ヤマト運輸のネコポスで、半透明の封筒に入ったサンプルが届きました。

ガラスフィルムの無料サンプル

お店ではなくサンゲツから封筒が届いたので、「アレ?」と思いましたが、どうやら、お客さんからお店に無料サンプルを依頼すると、お店からサンゲツに発注され、お客さんの方に送られてくる仕組みのようです。

封筒から中身を出すと、台紙にカットしたフィルムが貼られており、ファイリング用の穴が2つ左端に開いています。

フィルムの厚み、固さ、透明度、色などが購入前に確認できました。

また、台紙の記載から、幅のサイズや、飛散防止機能があることが確認できました。

実物を注文する

お店の対応もしっかりしていて、フィルムも確認できたので、こちらで「実物」を頼むことにしました。

注文して数日後。

無事、SAGAWA(佐川急便)で届きました!

荷物は1.2mくらいあって一見重そうですが、中身は薄いフィルムが巻いてあるだけなので、とても軽いですね。

業者に依頼するといくらかかるか

貼り付け作業を自分でやる場合には材料代と道具代だけで済みますが、業者に依頼した場合はいくらかかるでしょうか。

こういった作業はテレビCMでお馴染みの「くらしのマーケット」で業者を探すと便利です。

くらしのマーケットのサイトを見ると、「窓ガラスフィルム施工」の相場は以下のようになっていました。

出典:くらしのマーケット

上の赤枠のように、フィルムは自分で用意する前提で、貼り付け作業のみ依頼した場合の費用は、

掃き出し窓(1~2平米)¥6,000~¥9,000円

となっています。

防災父さん
防災父さん

お店によってお値段は違うということですね。

今回のガラス1枚の面積は、

高さ1.845m×横幅1.160m=2.14m2

なので、2m2(平米)を少し越えますが、6,000円〜9,000円の平均で7,500円程度はかかると思われます。

つまり、ガラス1枚あたり、

材料費3,300円+施工費7,500円=10,800円

程度となります。

防災父さん
防災父さん

結構なお値段になりますね。

自分で貼れるか?

貼り方はプロの方が説明したサイトがいくつもあり(ここでは掲載しませんが)、それを見てやれば、自分でもできそうです。

くらしのマーケットでも簡単な貼り方の記事があります。

あと、フィルム以外には、道具が必要です。

出典:くらしのマーケット

くらしのマーケットで紹介されている上記の道具は、大体家にあります。

スキージー(ガラスワイパー)もありますが、古いのでこれを買い替えたとしても、追加費用は1,000円程度で済みそうです。

自分でやるか、業者に依頼するか?

貼り付け作業を自分でやるか、業者に依頼するかですが、

✔︎ 業者に依頼すれば綺麗にできると思われるが、費用がかなり高くなる。
✔︎ 下手かもしれないが、自分で出来そう。
✔︎ どうにもならなくなったら、貼り付け作業だけ業者に依頼できる。

と考え、当初計画どおり、自分でやってみることにしました!

まとめ

今回は、ガラス飛散防止フィルムの選び方から買い方までご紹介しました。貼り方までたどり着けずに申し訳ありません。

ガラスの種類やサイズにより、買うガラスフィルムが変わってきたり、DIY専門店からの購入になったりするので、以外と手間がかかりますね。

また、家具転倒防止対策の多くは大工仕事ですが、これは薄いフィルムやガラスが相手なので繊細な作業になり、水仕事でもあるので、ハードルが高くなってきます。

ともあれ、自宅の地震対策として、ガラス飛散防止フィルムを自分で貼りたいとお考えの方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

貼り方については次回ご紹介しますので、よかったらまた読んで頂けると嬉しいです。

お楽しみに!

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