【防災士養成研修講座】愛知県「防災減災カレッジ」の地域防災コース・防災VCoコース1日目まとめ(後編)

資格

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こんにちは、防災母さんです!

2022年8月20日(土)、名古屋大学で開催された防災士養成研修講座、愛知県「防災・減災カレッジ」の「地域防災コース」・「防災VCoコース」1日目に参加しました。

この日は「地域防災コース」と「防災VCoコース」の同時開催で、どちらか1コースの選択となります。

それぞれ2日間のカリキュラムですが、1日目は共通のため、同じ会場で講義を受けました。2日目は別の日に、分かれて受講します。

「地域防災コース」は、「防災活動に積極的に取り組んでいる自主防災組織の事例やワークショップ等を通じて、地域防災力の向上策などについて学ぶ」市民講座です。

「防災VCoコース」は、「災害ボランティアセンターの設置・運営体験等を通じて、ボランティアコーディネーターの知識・技術を学ぶ」市民講座です。

この2コースは、「防災士」の資格を取得するための選択講座の一つとなっています。

今回は講義が5時間ありました。そこで、1時間目から3時間目を「まとめ(前編)」、4時間目から5時間目を「まとめ(後編)」として、2回に分けてご紹介します。

前回の『【2022年】愛知県「防災・減災カレッジ」の地域防災コース・防災VCoコース1日目まとめ(前編)』では、1時間目から3時間目までをご紹介しました。

今回は、引き続き4時間目から5時間目の講義で学んだことと私の感想をご紹介します。

今回学んだことと感想

④「先進事例紹介(自主防災組織等)」では、以下の⑴⑵⑶の3つの講義がありました。

 ⑴「防災への取り組み」について、愛知県大府市共和西自主防災会会長 三澤先生より、以下のような内容について講義がありました。

・大府市共和西自治区での自治会の現状について。
・自主防災組織において、他の地域と違う特別部隊について。
・地域防災力向上する具体的な方策や防災訓練、避難訓練の取り組みについて。
・防災講座や災害疑似体験が出来る施設の見学会の実施について。

防災母さん
防災母さん

自主防災組織の取り組みで、訓練だけでなく、防災講座や施設の見学会を開催することで、地域の方の防災に対する意識を高めているのではないかと思いました。


 ⑵「防災活動」について、愛知県豊橋市岩田校区自主防災会会長 とよはし防災リーダー 防災士 山口先生より、以下のような内容について講義がありました。

・愛知県豊橋市岩田校区の土地や人口の特徴について。
・豊橋市の自主防災組織マニュアルに使われた防災訓練について。
・2015年に内閣総理大臣賞の表彰をうけた防災訓練について。
・自主防災会と地域の社会教育関連団体との連携について。
・防災訓練の参加者を増やし、また継続するために必要なことについて。

防災母さん
防災母さん

自主防災組織と地域の社会教育関連団体との連携の防災訓練が、他にはない取り組みだと思いました。子どもの時から、防災の意識付けしたいところですね。


 ⑶「地域防災活動」について、防災ママかきつばた 代表 高木先生より、以下のような内容について講義がありました。

・主に子育て世代を対象とした地域防災活動について。
・防災活動の課題、目標設定、活動の具体的な方法について。
・行政との協働について。
・情報発信方法とその重要性について。
・地域防災活動で成果を出していくポイントについて。

防災母さん
防災母さん

子育て世代を対象とした活動の写真を見て、楽しそうだと思いました。子どもが参加したいと思うような講座だと、親も参加しやすいと思います。

⑤「地域防災力を高めるためのアイデア出し」では、認定特定非営利活動法人 レスキューストックヤード事務局長 浜田先生と、名古屋みどり災害ボランティアネットワーク 岡田先生の司会、進行によるワークショップ(講義ではなくグループワーク)がありました。

・避難所の生活を想定した、班分けをする。
・地域防災力を高めることが出来るような防災訓練のアイデアを出し合う。
・アイデアを模造紙にまとめる。
・班ごとに発表して、コメントを出す。

地域防災力を高めるようなアイデアは、いくつかのポイントを押さえた上で、アイデアを出すと良いとのアドバイスを受けました。時間内にまとめて、班ごとに発表した後、違う班からのコメントをもらうことで、良い点や改善点を理解することが出来ました。

防災母さん
防災母さん

もしも避難所生活を送ることになったときでも、それぞれの意見を出し合って、まとめる事は大切な事だと思いました。

講義の後にあったこと

資格認証カードの発行が必要か、不要かを記入して、用紙を提出しました。
資格認証カードは、愛知県「防災・減災カレッジ」の修了するコースによって種類が変わってきます。発行を希望すれば、防災・減災カレッジの①「防災リーダー証」、②「防災ボランティアコーディネーター証」、③「まちづくりアドバイザー証」のいずれかを受け取ることが出来ます。

また、防災士試験の受付をする方は、次回の2日目のコースの時に、「市民防災コース」の修了証を持って来て下さい、と言われていました。

後編まとめ

今回は、地域防災の講義を主に聞くことが出来ました。私の住まいの地域や、近隣の地域の自主防災組織は高齢化が進んでいると聞いています。

地域防災力を高めるには、若い世代はもちろんですが、多くの世代が入会するような「何か」がないと、難しいと思います。災害が起きた時、困らないような仕組みづくりが早急に必要だと思いました。

次回は「地域防災コース」・「防災VCoコース」2日目に続きますので、お楽しみに!

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防災士試験に向けて試験勉強をされている方は、以下の記事も参考にしてください。

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