【防災士養成研修講座】愛知県「防災減災カレッジ」の地域防災コース2日目まとめ

資格

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こんにちは、防災母さんです!

2022年8月27日(土)、名古屋大学で開催された防災士養成研修講座、愛知県「防災・減災カレッジ」の「地域防災コース」2日目に参加しました。

「防災活動に積極的に取り組んでいる自主防災組織の事例やワークショップ等を通じて、地域防災力の向上策などについて学ぶ」市民講座で、「防災士」の資格を取得するための選択講座の一つとなっています。

今回は講義形式ではなく、演習で行われました。今回学んだことと私の感想をご紹介します。

カリキュラム

この演習のカリキュラムは以下のとおりです。

➀ 9:30~12:50災害図上訓練(DIG)演習特定非営利活動法人
あいち防災リーダー
育成支援ネット顧問
太田 貴代子
②13:40~17:00自主防災組織の活性化演習 同上
2022年度 防災人材育成研修 愛知県防災減災カレッジ カリキュラム 2022_college_pamphlet.pdf (nagoya-u.ac.jp) より引用。

演習の前にあったこと

今回の演習を行うために、事前に宿題が出されており、数日前に提出済みでした。宿題は自主防災会についてのいくつかの質問があり、それに答える形式のものでした。

前回の講義の時や事前のメールで、演習時に靴を脱いで、しゃがんだりするので、スラックス(ズボン)で来て下さい、との連絡がありました。

当日、会場の名古屋大学の環境総合館レクチャーホールに着くと、アルコール消毒、検温の後、受付を済ませて、書類と名札を受け取りました。

環境総合館レクチャーホールの中は、ブルーシートが敷かれていて、靴を脱いでから、座りました。

名古屋大学が夏休みで、大学内の学食等がすべてお休みのため、ロビー内で昼食を取るか、学外で食事を取ってください、と言われていました。

今回学んだことと感想

➀「災害図上訓練(DIG)」では、特定非営利活動法人 あいち防災リーダー 育成支援ネット顧問 太田先生より、以下の演習を受けました。

・災害図上訓練の説明と、目的と目標について。
・東海地域の地図による演習。
・愛知県内の地域ごとで班分けをして、地域の特徴を押さえての演習。
・演習から出た内容を模造紙に記入する。
・班で発表をして、コメントをもらう。

防災母さん
防災母さん

「東海地域」全体で、どのような災害が起きるかを考える図上訓練の時に、大きな地図を使ったので、とても迫力がありました。続く「愛知県内の各地域」での図上訓練では、より細かく、地域の特徴を考えながら、行うことが出来ました。どのような減災対策を立てるかを深く考えることが出来て、家に帰ってから何をしたらいいか理解することが出来ました。

②「自主防災組織の活性化演習」では、特定非営利活動法人 あいち防災リーダー 育成支援ネット顧問 太田先生より、以下の演習を受けました。

・自主防災組織の活動事例について。
・愛知県内の地域ごとで班分けをして、自主防災活動の現状について話し合う。
・各班で自主防災活動が活性化するための問題や対策を出す。
・話し合った内容を模造紙に記入する。
・班で発表をして、コメントをもらう。

防災母さん
防災母さん

自主防災組織が活性化するための具体案がたくさん出ました。自主防災会に所属している方が持ち帰って、意見を出すことが重要だと思います。

また演習の途中で、以下の説明がありました。

・あいち防災リーダー 育成支援ネットの活動事例展示と説明。

防災母さん
防災母さん

育成支援ネットの方々からの、災害時のトイレの使い方の説明や、災害情報の使い方、災害時に使える常備バッグの展示等もあり、とても参考になりました。

演習の後であったこと

事務局の方が、「防災士」資格試験を受ける方に対して、履修確認レポートを指定期日までに提出するように言われていました。また、「防災士」資格試験の受験日の案内もありました。

連絡の後、前回の講義の時に、資格認証カードの発行を希望した方は、「地域防災コース」の修了証と一緒にカードも受け取っていました。

その後、「防災士」資格取得を希望している方は、「市民防災コース」の修了証と、今日受け取った「地域防災コース」の修了証を2枚提示して、「防災士」資格試験の受験の申し込みをしていました。そこで、受験料の支払いや防災士教本の購入の案内と申込書をもらっていました。

まとめ

今回は、地域防災の演習を行いました。東海地域で、また愛知県内のそれぞれの地域で、どのような災害が起きるかを予想し、それに対して防災・減災対策を考えていきました。また、地域の自主防災活動について、どのように活性化すると良いかを考えることが出来ました。

今回のコースを受講して、私の感想ではありますが、地域防災力を高めるには、自主防災組織の中で、防災活動に積極的に取り組める人達と、取りまとめるリーダー的な人がいると、うまく行くのではないかと思います。

余談ですが、今回は、午前中の演習はブルーシートの上で行われて、午後からの演習はブルーシートを取り外して、テーブルと椅子をセットして行われました。私は普段、健康なのですが、実は、翌日に腰が痛くなってしまいました。(泣)もし、避難所生活を送るとなると、ブルーシートの生活は半日では済まずに、もしかしたら、1週間、1か月、3か月、それ以上と続くかもしれません。腰が痛いだけでは済まないと思います。避難所生活は想像以上に過酷だと思います。
もし避難所生活を送ることになると、どうなるかと想像しながら対策を進めるといいと思います。

それと、防災士資格試験の受験日が来年2月にあります。愛知県防災減災カレッジの講座の開催時期が前期は6月~9月、後期は10月~12月なので、前期を受講する方は、受験日までに日数があります。前期の講座の受講が終わってから受験日までに、防災士教本を読んだり、レポートを見直したりして、忘れないようにする必要があります。

追記

日本防災士機構に、防災士資格取得試験の「受験料の支払い」と「防災士教本の購入」の申し込みをしたところ、翌日に防災士教本が送られて来ました。教本の大きさはA4サイズ、厚さは約2cmで、ページ数は約370ページで、かなりのボリュームです。(泣)

防災士教本の内容は、「愛知県防災減災カレッジ」の講義の内容と全く同じではありません。内容は、地震・津波による災害、気象災害・風水害、土砂災害などから、災害情報の活用、地震・津波への備え、防災士の役割など、幅広くありますが、難しくはありません。過去問は販売しているようですが、やはり一通り読んで、理解しないといけないですね。

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防災士試験に向けて試験勉強をされている方は、以下の記事も参考にしてください。

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