こんにちは、防災母さんです!
2022年7月30日(土)、先週から引き続き、名古屋大学で開催された防災士養成研修講座、愛知県「防災・減災カレッジ」の「市民防災コース」2日目に参加しました。
「災害と防災の知識をより深く学ぶ」市民講座で、「防災士」の資格を取得するための必須講座の一つとなっています。
今回は講義が7時間あったため、1時間目から4時間目を「まとめ(前編)」、5時間目から7時間目を「まとめ(後編)」として、2回に分けてご紹介します。
前回の『【2022年】愛知県「防災・減災カレッジ」の市民防災コース2日目まとめ(前編)』では、1時間目から4時間目までをご紹介しました。
今回は、引き続き5時間目から7時間目の講義で学んだことと私の感想をご紹介します。
今回学んだことと感想
⑤「住まいの安全と防災まちづくり」では、名古屋大学 減災連携研究センター 准教授 平山先生より、以下のような内容について講義がありました。
・日本の上水道施設で使用されている水道の管路と今後の見通しについて。
・災害時における、ライフラインの復旧の日数について。
・家庭での水の使われ方について。
・災害が起きた場合のトイレについて。
・災害時における応急給水について。
・災害時の廃棄物と、廃棄物処理の流れについて。
災害時の水について、どこに給水所ができるかを教えていただきました。また、トイレについては、自宅で使えるか等を詳しく学ぶことが出来ました。
⑥「防災教育論」では、三重大学大学院 工学研究科 准教授 川口先生の講義より、以下のような内容について講義がありました。
・日本の地震災害のリスクについて。
・災害時に対応可能な教育や対策ついて。
・地域特性を考慮した防災・減災教育について。
・防災マニュアルのあり方について。
・防災に関する訓練・研修・講習会ついて。
・「人が生き残り、生き延びて、次に繋げるため」に必要なことについて。
講義の中で「防災ノート」の話が出ました。学校で配布される「防災ノート」は、年度の始めに内容の確認をするだけでした。今度、子どもと一緒に避難ルートを散歩しようと思います。
⑦「液状化と土砂災害」では、名古屋大学大学院 工学研究科 土木工学専攻 教授 野田先生より、以下のような内容について講義がありました。
・東日本大震災での液状化被害数と被害地域について。
・住宅等と公共土木施設の液状化被害について。
・南海トラフ地震が発生した場合の東海地方の液状化の被害想定地域について。
・液状化が発生する理由と液状化を防ぐ対策について。
・海抜ゼロメートル地帯に住むリスクついて。
・土砂災害と土砂災害対策に関する法律について。
講義の中で「今昔マップ」の話が出ました。早速、「今昔マップ」で私の住まいの場所を調べてみました。事前にリスクは確認したいですね。
講義の後にあったこと
事務局のアナウンスで、「市民防災コース」の1日目と2日目を修了した方の名前が呼ばれました。帰りに受付で、「市民防災コース」の修了証をもらえました。
それと、前年までに別のコースを修了していて、今回の「市民防災コース」を修了して、今年度の防災士試験の受験する方が、帰りの受付で申し込みをしていました。
後編まとめ
今回の講義の後、子どもに学校での防災訓練の様子を聞いてみました。その後、その訓練をする意味を一緒に考えました。また、講義で教えてもらった通り、風呂水も残すようになりました。自分の生活に、防災視点を少しずつ取り入れていきたいと思います。
今回の3時間目の講義の「建築物の耐震化」の護先生が、ホールにいるみなさんに「名古屋大学の減災館は耐震化されています。良かったら、見て行って下さい。」と言われていました。ただ、今回は時間がなかったので、機会を作って、減災館を見たいと思っています。
次回は「地域防災コース」・「防災VCoコース」を受講して、ご紹介します。お楽しみに!
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防災士試験に向けて試験勉強をされている方は、以下の記事も参考にしてください。
これから防災士試験に挑戦しようかなと考えている方は、以下の記事も参考にしてください。
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