おすすめの気象予報士通信講座ランキング!早く安く合格できるのはどれ?

資格

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・気象予報士の通信講座はどれがいい?
・なるべく早く安く合格するにはどうしたらいい?

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

気象予報士試験は、合格率4〜5%の難関試験で、合格するまでの勉強時間は最低でも1,000時間は必要と言われています。

忙しい社会人ともなると、これだけの時間を確保するのは至難の業ですね。

仕事と平行しての勉強は、気力・体力的にそう長くは続けられませんし、期間が長くなればなるほど、お金も膨らんできます。

なので、忙しい社会人としては、このような試験は、多少お金を掛けてでも、なるべく効率よく勉強し、短時間で決着をつけるのが得策です。

早く合格すれば、その分早く仕事に就いて稼げるので、掛けた費用も回収できますね。

そこでここでは、

大手IT企業の防災気象ビジネス部門で各種のソリューションを手掛け、気象予報士の学科試験合格者(実技試験はまだですが ^^;)の筆者が、「気象予報士試験になるべく早く安く合格するにはどの通信講座が良いか」、ランキング形式でご紹介します。

それでは、早速、いってみましょう!

気象予報士試験に早く安く合格する方法

忙しい社会人が、難関の国家資格である気象予報士試験に早く安く合格するにはどうしたら良いか…。

冒頭のご挨拶で、先に結論を言ってしまいましたが、(笑)

多少お金を掛けてでも、なるべく効率よく勉強し、短時間で決着をつける

のがおすすめですね。

早く安く合格する」というと、「気象予報士試験のテキスト1冊だけで勉強して1発合格する」、みたいなことを想像されるかもしれませんが、気象予報士試験はそんなに甘くはありません。

「早く」というのは「短期間で」、「安く」というのは「無駄なお金は使わずに」と考えてください。

では「短期間」というのはどれくらいをみたら良いでしょうか。

気象予報士試験に1回で合格する方は少なく、2回(1年)~6回(3年)くらいは普通にかかり、それ以上かかって合格する人も少なくないのが実態です。

なので、ここでは、「短期間で」というのは、6回で合格できれば御の字として「3年間」とします。

次に「無駄なお金は使わずに」ですが、金額は通信講座によりますが、3年間にかける費用の合計が安いほど良いとします。

各通信講座のホームページやPR資料を見ると、自社の「強み」を全面に押し出し、逆に「弱み」は分かりにくくした紹介がされており、どれが良いか簡単には比較できません。

そこで、ここでは、まずは比較しやすいように、以下の10項目について通信講座の情報を整理し、その上でどの講座が「早く安く合格できるか」という視点でランキングしました。

❶ 講座メニューと費用 … 安い方が良い
❷ 割引 … 安い方が良い
❸ サービス形態
❹ 教材
❺ 利用期間 … 3年間で費用を見る
❻ 講師
❼ 質問 … 質問できた方が理解が早まる
❽ 合格実績 … 高い方が良い(講座 or 講師)
❾ 事前確認
❿ メリット・デメリット

「早く」「安く」「合格する」ための講座を選ぶという目的から、このランキングでは、黄色のアンダーラインを引いた項目を重視して評価しました。

評価結果は、吹き出しのコメントで総評しています。

それでは、お待たせしました。

忙しい社会人の方におすすめの気象予報士通信講座ランキングを一挙ご紹介します。

おすすめの気象予報士通信講座ランキング

<第1位>気象予報士アカデミー

出典:気象予報士アカデミー

気象予報士アカデミーは、気象予報士試験に本気で合格したい方のための気象予報士試験対策講座です。

🟠講座メニューと費用

講座メニューは以下のとおりです。

総合講座:148,500円(税込)
✅学科一般:49,500円(税込)
✅学科専門:49,500円(税込)
✅実技:60,000円(税込)
✅直前対策:33,000円(税込)

総合講座はかなり高いですが、フルセットの講座内容を3年間+α使えてこのお値段というのは、他と比べると割安ですね。

🟠割引

総合講座は学生割引が効き、129,800円になります。

複数講座で申し込む場合は複数受講割引が効きます。

また、教育訓練給付制度(一般)が使えるので、対象者には20%給付されます。

あと、タイミングによっては、「春の実技コースキャッシュバックキャンペーン」などをやっていることがあるので、チェックしましょう。

🟠サービス形態

こちらはリアルタイムで直接授業が受けられるのがポイントです。

週一回、オンラインでリアルタイム授業を受けることで、良い意味で緊張感を保てます。

また、授業に出られない場合は、オンデマンドで動画が配信されているので、安心です。

🟠教材

教材は以下のテキストで、書籍は別途、自分で購入する必要があります。

学科一般:気象予報士かんたん合格テキスト 〈学科・一般知識編〉
学科専門:改訂新版 気象予報士かんたん合格テキスト 〈学科専門知識編〉 (らくらく突破)
■実技・直前対策:オリジナル資料(PDF)

🟠利用期間

受講期間は3年間となっています。(試験が6回受けられますね。)

3年間受講無制限最新講座が何度でも受けられます。

また、5,500円でさらに1年延長も可能なので、受かるまで続けたい方には、めちゃくちゃありがたい制度ですね。

🟠講師

講師はベテランの飯沼孝先生で、他社の「スマート合格講座」でも講義をされていて「引っ張りだこ」です。

さらに、文系出身の波田健一先生がチューターとしてサポートしてくれるので、文系の方や初学者の方には心強いですね。

🟠質問

質問も無制限で、不明点は何度でも質問できるので、疑問点が都度解消されるのも重要なポイントです。

🟠合格実績

合格体験記の記事としては2024年1月時点で7名掲載されていますが、全体の数字は非公開です。

気象予報士に受かったら、提携先の気象キャスター派遣会社に登録ができるので、合格後に仕事に結びつけやすくなっています。

🟠事前確認

毎回の授業はリアルタイムのオンライン配信ですが、「オンライン授業イメージ」が公開されているので、事前確認ができます。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

こちらのメリット、デメリットをまとめると以下のようです。

メリット

・講師、チューターをはじめ、代表者以下スタッフ全員でサポートしてくれる体制や雰囲気がある
・リアルタイムで一流講師から生の講義を受けられ、モチベーションを維持できる
・この講座だけで学科試験(一般知識、専門知識)と実技試験をカバーしている
・気象予報士になってから仕事へ繋がる可能性あり

デメリット

・定員があるので、受講できない場合がある(※早めの申し込みが必要!)
・動画配信だけの通信講座に比べて費用が高い(※内容を考えると割安かも?)
・2021年から始まったサービスなので、会社としては合格実績が少ない(講師は実績多数)

防災父さん
防災父さん

気象予報士アカデミーは講座自体は比較的新しいのですが、その分勢いがあり、スタッフ全員が応援してくれるので心強いですね。講師はこの業界で知らない人はいないベテランの飯沼先生なので、合格実績は折り紙付きで講義内容も充実しているので、とてもお値打ちです。現時点では断トツ1位ですね。

<第2位>気象予報士講座クリア

気象予報士講座クリアは、お天気キャスターの森田正光氏が創立した大手気象会社(株)ウェザーマップが運営する気象予報士受験スクールです。

🟠講座メニューと費用

講座メニューは以下のようです。

初級総合講座(学科、実技)
✅10ヶ月ライブ中継コース:352,000円(税込)
✅10ヶ月通学コース:352,000円(税込)
✅Web動画コース:110,000円(税込)
中・上級講座

✅一般・通学・同時配信コース:55,000円(税込)
✅専門・通学・同時配信コース:44,000円(税込)
✅実技・ライブ中継コース:99,000円(税込)
✅実技・通学コース:99,000円(税込)
直前対策講座

✅学科一般・ライブ中継コース:27,500円
✅学科一般・通学コース:同上
✅学科専門・ライブ中継コース:同上
✅学科専門・通学コース:同上
✅実技・ライブ中継コース:同上
✅実技・通学コース:同上
公開模試

✅会場受験:自宅受験と異なる
✅自宅受験:10,000円

通学の教室は東京赤坂の本社ビルにあります。このビルはTBS放送センターの隣なので、お天気キャスターを目指す方はテンションが上がりますね。

🟠割引

以下の割引があります。

✔︎ 初級修了割引:初級総合講座を受講し修了した方は1割引
✔︎ 再受講割引:同講座を受講したことがある方は3割引

また、初級総合講座(10か月通学コース)を修了し、一定の条件を満たしている方は、教育訓練給付金制度(20%付与)が利用できます。

🟠サービス形態

ライブ中継、通学、Web動画配信があります。

🟠教材

アーカイブ動画の他、副教材として、オリジナルのプリント、問題集があります。

🟠利用期間

各コースとも、下記スケジュールの期間、利用できます。(WEB動画コースで1年間)

出典:気象予報士講座クリア

なお、ライブ中継した講義は、アーカイブ動画として、講座開始後2年間、無料で見れます。

🟠講師

講師は現在10名で、現役のお天気キャスターや経験豊富な講師陣から直接学べます。

🟠質問

質問は、メールや「クリアオンラインサロン」で講師に直接オンラインでリアルタイムに聞けるので安心です。

🟠合格実績

25年以上運営されている老舗で、延べ5,000人近くが受講し、1,000人以上が合格しています。

単純計算で、合格率は20%を超えますね。

また、2023年8月の試験では、全体の合格率4.8%のところ、合格者206名中クリア受講生は22名だったので、合格率は10.7%ですね。

そして、毎回、ほぼ同等レベルの合格率が続いています。

「初心者や文系の人もOK」でこの数字なので、すごさが際立ちますね。

(※20%と10%の違いは、何が影響しているのかは、分かりません。)

🟠事前確認

パンフレット(資料請求も可)、無料オンライン説明会で確認できます。

初級総合講座の希望者には、事前基礎講習もあります。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

メリット

・講師が現役キャスターで人数も多く多彩
・合格実績が高い
・講座が沢山あって自分に合ったコースを選べる
・不明点は質問で解消できる
・合格後に仕事に繋がる可能性あり

デメリット

・教室は東京しかない
・費用が高い

防災父さん
防災父さん

気象予報士講座クリアは、歴史と伝統とノウハウがあり、自分に合った講座を選べ、実績が抜群ですね。あとは、3年続けた場合のお値段ですね。

<第3位>TeamSABOTEN 気象予報士スクール

TeamSABOTEN 気象予報士スクールは、3つの気象会社、
 ✔︎(株)サニースポット
 ✔︎ 防災気象PRO(株)
 ✔︎(合)てんコロ.
が共同運営している気象予報士講座です。

「SABOTENってあのトゲトゲのサボテンのこと?」「気象予報士と何の関係があるの?」などと思いますが、3社の頭文字をつなげて読むと、
 ニースポット
 うさい気象PRO
 てんコロ.
となって、「あー、そういうことね」と納得ですね。(笑)

🟠講座メニューと費用

スクール・講座のメニューは以下の通りです。

出典:TeamSABOTEN

また、費用は以下の通りです。

出典:TeamSABOTEN

🟠割引

上記のように、キャンペーンをやっていてお値打ちになっている時があるので、ホームページでチェックしてくださいね。

🟠サービス形態

ライブ中継か、アーカイブ動画配信です。

動画配信は、2020年、2021年のライブ授業を編集したものです。

🟠教材

講師が自ら学習した時のノートを基に作成したオリジナルテキストです。

動画講義の場合は、PDFファイルをダウンロードできます。

※別途、気象のバイブルと言われる「一般気象学 第2版補訂版」(著:小倉 義光)を用意する必要があります。

🟠利用期間

動画は無期限・見放題です。

理解できるまで、合格するまで、そして合格後も、何度でも繰り返し視聴できます。

質問は1年間の制限があります。

🟠講師

メイン講師は、てんコロ.代表の佐々木恭子先生です。

その他、経験豊富な講師が複数在籍しています。

🟠質問

質問は購入日から1年間で、学科一般、学科専門など受講しているコースごとに10回、1回3個まで、などの制限があります。

🟠合格実績

TeamSABOTENは2016年から始まっていますが、直近8回の合格実績は以下の通り公開されています。

出典:TeamSABOTEN

ただし、「スクール受講生」と「模擬試験利用者」を合わせた数字なので、スクール受講生のみの合格率は分かりません。

とはいえ、こちらのサービスを利用して合格を勝ち取る人は多いのは確かですね。

🟠事前確認 

無料動画がたくさん公開されていますので、ご確認ください。

YouTubeチャンネル【気象専門STREAM】
✔︎ 学科一般・専門分野の学習には気象予報士だいたい3分ラーニング
✔︎ 実技分野の学習には拝啓、予報官X様

というより、これだけでもかなりの勉強ができてしまいますね。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

メリット

・メイン講師が女性で明るく楽しく勉強できる
・YouTubeと連動していて、情報量が豊富
・合格実績が高い(模擬試験利用者を含むが)

デメリット

・コース・講座がたくさんあって、動画を見れば見るほど費用がかさむかも
・質問回数に制限がある

防災父さん
防災父さん

TeamSABOTEN 気象予報士スクールは、メニューや動画がたくさんあって選べるのは良いのですが、年数を重ねると、どんどん費用がかさむので、そのあたりは要注意ですね。合格実績は十分なのと、楽しく勉強できるところが良いですね。

<第4位>藤田真司の気象予報士塾

藤田真司の気象予報士塾は、17歳で気象予報士試験に合格、お天気キャスターとして活躍され(株)ウエザーニューズで経験を積まれた藤田真司先生が個人運営する気象予報士塾です。

2005年開講で18年以上の実績があり、多数の合格者を輩出しています。

🟠講座メニューと費用

講座メニューは超シンプルで、以下の3つです。

✅「学科試験 対策講座(一般知識コース)」:72,000円(税込)
✅「学科試験 対策講座(専門知識コース)」:72,000円(税込)
✅「実技試験 対策講座」:60,000円 (税込)

自分のレベルや都合に合わせて、必要な科目だけ申し込めるのが良いですね。

🟠割引

実技試験対策講座については独自の合格祝い金制度があり、条件を満たした合格者には受講料の半額が返金されます。

他ではあり得ない、個人経営ならではの利益度外視の仕組みですね。

🟠サービス形態

インターネットを介した通信講座で、ストリーミング配信の動画講義です。

音声講義もあるので、データ量を気にせず「耳で聞く」勉強もできます。

🟠教材

動画講義と紙のテキストとの組み合わせです。

独自テキストは紙またはPDFでもらえます。

🟠講師

もちろん、藤田真司先生です。(個人塾なので。)(笑)

🟠学習期間

3年間です。

🟠質問

質問は制限なく対応してもらえます

回答も早いと評判です。

🟠合格実績

単年度の過去最高記録としては、令和4年度の2回の試験で合計98名が合格しています。

普通、1回の試験の合格者数は200名程度なので、約50名というと1/4が藤田塾生だったということになりますね。

合格祝い金制度で受講料が半額になるため、「実技試験対策講座」を受講される方が集中しているのかも知れませんが、すごい数字ですね。

🟠事前確認

サンプル講義映像、PDFのサンプルテキストがセットで公開されていますので、事前に確認しましょう。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

メリット

・合格実績が非常に高い
・合格祝い金システムがあり、半額になる可能性あり
・動画講義の他、音声講義もあるので、データ量を気にせず受講できる
・質問は無制限に対応してもらえる
・講師に熱意がある

デメリット

・個人経営なので、先生に何かがあると講座がストップする可能性あり(受講規約にも免責事項として記載あり)

防災父さん
防災父さん

藤田真司の気象予報士塾は、先生一人というのが気になりベースが低くなりましたが、基本、動画配信サービスなので、安定して利用できますし、なんと言っても先生の熱意と合格実績が抜群で、3年間で考えると割安感がありますね。

<第5位>ユーキャン

生涯学習のユーキャンは通信講座の最大手で、テレビCM、新聞広告、無料のカタログ冊子などでお馴染みですね。

ユーキャンには身近な資格が多い印象がありますが、専門性の高い資格にも力を入れており、ユーキャンの気象予報士講座も人気講座となっています。

🟠講座メニューと費用

講座メニューは以下の一つです。

✅気象予報士講座(学科試験(一般知識、専門知識)、実技試験
一括払い:69,000円(税込)(分割払いも可)

決して安くはありませんが、この値段で全科目を勉強できるのは、かなりお得ですね。

🟠割引

国の「教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座」に指定されているので、条件を満たす方は、訓練費用が20%給付されるので要チェックです。

🟠サービス形態

紙のテキストと動画講義の組み合わせです。

🟠教材

教材は以下のようです。

✅メインテキスト4冊(学科試験、実技試験)
✅副教材DVD
 ・「CGで楽しく分かる 天気のしくみ」
 ・「これでナットク! 実技試験対策講義」
✅気象業務関連法令集
✅過去問題(解説・解説つき)
✅ガイドブック
✅添削関係書類

さらに、以下も使えます。

✅デジタル学習サイト(Webテスト、ポイント解説動画)

とても充実しているので、これ以上追加で購入する必要はありませんね。

🟠講師

主任講師は桑島正幸先生です。

気象庁アメダスセンター長、気象測器試験検定センター長、水戸・盛岡・前橋の各地方気象台長を歴任された方です。

ユーキャンは講師より教材を前面に出している感じですね。

🟠学習期間

標準学習期間は8ヶ月です。

ただし、受講開始から直近の試験までが標準学習期間(8ヶ月)に満たない場合は、標準学習期間が終了してから次の試験までは添削や質問など全ての指導サービスが使えます。

初学者が8ヶ月で3科目全てをマスターし、一発合格するのはなかなか難しいのが現実です。ただ、気象予報士の試験は、毎年1月と8月の2回あり、合格した科目は1年間は試験免除を受けることができます。ですので、ユーキャンは、最初の試験で学科試験の1〜2科目の合格を狙い、次の試験で実技試験も含めて合格を目指すという使い方もできます。

🟠質問

質問は1日3問まで。

メールなどで経験豊富な講師陣に気軽にできるので安心です。

🟠合格実績

過去10年間の合格者数161人とのことです。

通信添削講座で合格実績までフォローされているのはさすがですね。

🟠事前確認

教材のサンプルや無料お試しはありませんが、無料資料請求はできますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

こちらの講座のメリット、デメリットをまとめると、以下のようになります。

メリット

・この講座だけで、学科試験と実技試験の対策が可能
・不明点は講師陣に質問して解消できる

デメリット

・標準学習期間が8ヶ月、最大学習期間14カ月は短いかも(※特に忙しい社会人の初学者には)
・モチベーションの維持が課題かも

防災父さん
防災父さん

生涯学習のユーキャンは通信添削講座の専門会社だけあって、教材がしっかりしていて、合格実績も比較的高くなっており、質問にも対応してくれるのが良いですね。初学者には利用期間が少々短い可能性が高いところが気になりますね。

<第6位>お天気学園

出典:お天気学園

お天気学園は、大阪に本社がある民間気象会社「日本気象株式会社」が運営する気象予報士通信講座です。

🟠講座メニューと費用

①ライブ講座(通学又はオンライン)

これは、教室での授業で、場所はJR大阪駅の北側のビルですが、オンラインでも受講できます。

習得レベルに合わせて、以下のコースから選べます。

✅総合学習コース(学科・一般/専門、実技)
 受講料 308,000円(税込)※通学・オンライン共通
✅ステップアップコース(学科・一般/専門、実技)
 受講料 158,400円(税込)※通学・オンライン共通
✅学科コース
 受講料 79,200円(税込)※オンラインのみ
✅実技コース 
 受講料 79,200円(税込)※オンラインのみ

総合学習コースになると、めちゃくちゃ高いですね。

ただ、ライブ講座はその場で質問できるのがいいですね。

②Web通信講座

こちらはいわゆる動画講義で、以下のコースから選べます。

✅総合学習コース(学科・一般/専門、実技)
受講料 132,000円(税込)
✅ステップアップコース(学科・一般/専門、実技)
受講料 49,500円(税込)
✅実技コース 
受講料 49,500円(税込)
✅質問コース
受講料 33,000円(税込)

ライブ講座より大分お値打ちになりますね。

🟠割引

ライブ講座の総合学習コースには、以下の割引があります。

・2年目からの受講は授業料半額免除
教育訓練給付金制度の対象者は、受講料の20%を受給可。(通学授業のみ)
大阪府スキルアップ支援金の対象者は、受講料の50%を受給可。(通学授業のみ。年度初めの開講コースが対象)

このコースをお考えの方は、使える割引がないかチェックしましょう。

🟠サービス形態

リアルタイム授業のライブ講座とオンライン動画配信のWeb講座です。

🟠教材

「疑似答案の採点体験」や、「天気図からのシナリオ作成」など、独自に開発したオリジナルテキストです。

さらに、市販のテキストの答案添削もしてくれます。(回数制限あり)

🟠利用期間

コース毎に期間が設定されています。

✅総合学習コース
 開講時期:
  4月又は5月頃/10月又は11月開講
 受講期間:

  約10ヶ月又は9ヶ月
✅ステップアップコース

 開講時期 :
  5-6月頃/10-11月頃(年2回)
 受講期間 :
  約4ヵ月、全12回+模擬試験2日
  学科一般、専門、実技など部分受講も可能
✅実技コース…3ヶ月

 開講時期 :
  5-7月頃/10-12月頃(年2回)
 受講期間 :
  約2ヵ月+実技模擬試験1日

かなり短期勝負の印象ですね。

夏受験、冬受験用に年間スケジュールが組まれています。

🟠講師

講師は中西先生と池永先生で、共に文系出身で、気象予報士・防災士です。

文系の方にも分かりやすく噛み砕いて教えてもらえますね。

実際の天気予報のノウハウを授業に活かしているので、実技試験に強い講座になっています。

🟠質問

受講したコースに含まれる場合や、含まれないコースでも追加で「質問コース」に加入することで、1日3つまでメールで質問できます。

🟠合格実績

日本気象株式会社が2009年に気象予報士講座を開講して以来、これまでの修了生の合格者は74名 (2023年10月現在) となっています。

学科(一般・専門)の部分合格者はもっと多いようですが、数字は公開されていません。

🟠事前確認

授業見学、講座説明会が開催されていますので、事前に確認しましょう。

ステップアップコースなど、講義のサンプル動画も公開されています。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

こちらのメリット、デメリットをまとめると、以下のようになります。

メリット

・ライブ講座で講師から直接授業を受けられる
・習得レベルに合わせてコースを選択できる。

デメリット

・ライブ講座の受講料が高い
・通学教室は大阪しかない(定員あり)

防災父さん
防災父さん

お天気学園は、気象予報会社が運営しているので、実技試験に強いのがウリですが、講座が短期間で費用かかさみそうなのと、講座内容の割には合格実績が伸び悩んでいる印象です。

<第7位>SMART合格対策講座

出典:スマート合格対策講座

スマート合格対策講座はその名のとおり、スマートフォンに最適化された学習教材で、スマートに学習できるサービスです。

🟠講座メニューと費用

気象予報士対策講座は、以下のように、動画講義と練習問題がセットになっています。

✅気象予報士速習SMART合格講座:20時間
✅気象予報士速習SMART答練:10時間

セットで53,900円(税込)

科目は、学科試験(一般知識、専門知識)と実技試験まで全て含まれています。

🟠割引

LINEの友達登録で10%OFFになります。

🟠サービス形態

オンラインの動画・テキスト(文字表示)またはオフラインの音声ダウンロードで、スマホ・タブレット・PCがあれば、スキマ時間を活用して学習できます。

1単元10分前後の細切れなので、空き時間での勉強に最適です。

🟠教材

動画講義、テキスト、音声データの3種類あり、紙はありません。

🟠利用期間

利用期間は申込日から3年間有効です。

気象予報士試験は一回の受験で受かる人は少ないので、この価格で3年間使えるのは良心的ですね。

🟠講師

本講座の講師はベテランの飯沼孝先生です。

飯沼先生は(株)ウェザーニューズ出身で、過去にも色々な講座を担当され合格者を多数輩出されています。

🟠質問

質問はできません。

🟠合格実績

公開されていません。

独学スタイルなので、データが取られてないのでしょう。

🟠事前確認

無料試聴用の動画があるので、品質確認のため、事前に見てみることをおすすめします。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

こちらのメリット、デメリットをまとめると以下のようです。

メリット

・スマホ用に作られた講座なので、いつでもどこでもスキマ時間で勉強できる
・学科試験から実技試験まで、マイペースで勉強できる
・受講費用、受講期間ともに良心的

デメリット

・不明点を質問できない
・自力でモチベーションを維持する必要がある
・合格するには問題演習が不足の可能性(過去問や実技対策はやった方が良いかも)

防災父さん
防災父さん

スマート合格対策講座は、質問はできませんが、ベテランの飯沼先生の講義を全科目で3年間使えてこのお値段というのはお値打ちですね。

<第8位>てんコロ.の気象予報士講座

てんコロ.の気象予報士講座は、合同会社てんコロ.が運営する通信講座です。

「天気はコロコロ変わる」というところからのユニークなネーミングですね。

🟠講座メニューと費用

講座メニューは以下の3つです。

✅気象予報士講座 総合フルパッケージ(学科・実技)
 一括申込受講料 98,000円(税込)
✅気象予報士講座 学科パッケージ

 一括申込受講料 72,000円(税込)
✅気象予報士講座 実技パッケージ
 一括申込受講料 39,000円(税込)

🟠割引

割引はありません。

ただ、どのパッケージも単元ごとの購入が可能ですが、一括申込の方が「割安」になっています。

🟠サービス形態

インターネットのeラーニングで動画講義を配信しています。

1講座は10分前後なので、スマホを使って隙間時間にちょっとずつ勉強できます。

🟠教材

動画講義とテキスト(文字)です。(紙はありません。)

章末には練習問題も付いています。

🟠利用期間

利用期間など、時間的な制限はないので、何度でも繰り返し視聴できます。

🟠講師

講師は、気象予報士・防災士で、てんコロ.代表の佐々木恭子先生です。

🟠質問

質問はできません。

🟠合格実績

公開されていません。

動画配信のみで、単元別の購入も可能なスタイルなので、有意なデータが取れないと思われます。

🟠事前確認

教材無料体験が出来ますので、事前に確認してみましょう。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

メリット

・1講座10分とコンパクト
・学科と実技をカバーできる

デメリット

・動画講義だけなので、不明点の質問ができない

防災父さん
防災父さん

てんコロ.の気象予報士講座は、質問はできませんが、全科目あり、利用期限がないのは良いのですが、ちょっと高いですね。

<第9位>オンスク

オンスクは、「株式会社オンラインスクール」の略称で、「資格の学校TAC」が出資して作った業界最安値、講座受け放題のオンライン学習サービスです。

🟠講座メニューと費用

こちらは、60講座以上の資格学習コンテンツが受け放題のサブスクリプションなのですが、その中に以下の2つの気象予報士講座があります。

気象予報士・学科一般
✅気象予報士・専門知識
月額 1,628円(税込)(60講座以上の資格学習コンテンツが受け放題)

めちゃくちゃ安いですね。

受け放題なので2講座同時に受講しても構いませんが、気象を初めて学ぶ方は、学科一般を理解してから専門知識に移るのが無難でしょう。

🟠割引

さすがに、ありません。(元々安いですからね。)

🟠サービス形態

オンラインの動画配信サービスなので、スマホでもPCでも、いつでもどこでも学習できます。

🟠教材

講義動画・問題演習・ダウンロード教材つきです。

なお、教材は以下の2冊に準拠しています。

学科一般イラスト図解 よくわかる気象学 第2版
■専門知識イラスト図解 よくわかる気象学【専門知識編】

どちらも、はじめて学ぶ方にはとても評判の良い市販の書籍ですね。

紙のテキストはありませんが、これらの書籍が欲しい方は別途購入となります。

🟠利用期間

月額プランの場合、利用期間に制限はありません。

一括プランの場合は、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月から選べます。

🟠講師

講師は上記の教材の著者の中島俊夫先生で、先生自身が解説してくれます!

中島先生はユニークな経歴の持ち主で、キャラクターも軽い感じなので、難しい気象の勉強もとっつき易いですね。
著書も多く「気象予報士試験サクラサク勉強法」なんかも、十人十色の合格体験記が満載で、読んでいるとやる気が湧いてきます。
なお、オンスクの講座はありませんが、学科試験に合格したら、続編の「イラスト図解 よくわかる気象学【実技編】」も市販されていますので、引き続き、実技試験の勉強もできますね。

🟠質問

質問はできません。

🟠合格実績

公開されていません。

というか、そもそも60講座以上が受け放題のサブスクリプションで、学科試験対策のみなので、データがないのでしょう。

🟠事前確認

まずは、「無料プラン」で「お試し視聴」して、事前に確認しておきましょう。

良さそうなら、「有料プラン」を申し込みましょう。

この値段なら、とりあえず1ヶ月試してみるというもの良いですね。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

こちらのサービスのメリット、デメリットをまとめると、以下のようになります。

メリット

・中島俊夫先生の講義を「資格の学校TAC」品質の動画で安く受講できる
・学科試験対策を自分のペースで勉強できる

デメリット

・長期間モチベーションを維持するのが大変
・質問機能はないので、疑問点は自力で解決するしかない
・実技試験対策や過去問などは別途必要かも

防災父さん
防災父さん

オンスクは、学科の一般と専門だけですが、サブスクなので、3年間使っても、めちゃくちゃ安いので、気軽に試すにはもってこいですね。

<第10位>アガルートアカデミー

出典:アガルートアカデミー

アガルートアカデミーの気象予報士試験講座は、気象予報士試験の学科試験(一般知識、専門知識)のうちの一般知識の講座です。

一般知識の理系科目に苦手意識があって、基礎から集中的に勉強したい方におすすめです。

🟠講座メニューと費用

この講座は、利用者のニーズに合わせて2種類用意されており、費用は、一般知識だけということもあって、お値打ちに設定されています。

一般知識対策講座  32,780円(税込)
一般知識対策パック 49,280円(税込

🟠割引

各種割引があり最大20%OFFになるので、使えるものが無いかチェックしましょう。

🟠サービス形態

「講座」は動画配信+テキスト教本です。

「パック」は講座+過去問解説講座+質問制度+ホームルームとなっています。

🟠教材

【動画講義】
✅一般知識対策講座:約45時間
✅過去問解説講座:約38時間

【テキスト】
✅一般知識対策講座:1冊
✅過去問解説講座:3冊

🟠利用期限

動画講義の視聴期限は申し込み時点から約1年間です。

視聴回数に制限はありません。

🟠講師

講師は元お天気キャスターの上原諒先生です。

ご自身が文系から理系へ転向した経験を元に、文系の方や理系科目が苦手な方にも気象物理を分かりやすく教えてくれます。

🟠質問

「パック」の方には質問制度があります。

質問回数は50回までとなっていますが、一般知識だけの講座なので十分でしょう。

はじめて気象予報士の勉強をされる方など、まだあまり自信のない方は、質問制度を使って疑問点を解消していくのが良いでしょう。

🟠合格実績

公開されていません。

一般知識だけの専門講座なので、これだけで判断はできないでしょう。

🟠事前確認

受講相談資料請求・無料体験がありますので、申し込みの前にしっかり確認できます。

特に、無料体験は講師の人柄や、授業の品質が分かるので、必ず事前に見ておきましょう。

🟠メリット・デメリット(まとめ)

メリットとデメリットを整理すると以下のようになります。

メリット

・習熟度によって、講座単独か、パックか選べる。
・質問制度で50回まで質問できる(パックのみ)
・月一回ホームルームがあり、悩みを共有できる(パックのみ)

デメリット

・気象予報士試験のうち、学科試験の一般知識のみ。
(※専門知識、実技試験は別途勉強する必要あり)

防災父さん
防災父さん

アガルートアカデミーは「一般知識」科目しかないので、このランキングでは低くなってしまいますが、質問にも答えてもらえるので、初学者が半年間で一般知識をマスターするには良い講座ですね。慣れてきたら、大手講座へ挑戦、というのもいいですね。

まとめ

この記事では、「気象予報士試験に早く安く合格するには」をテーマとして、気象予報士の通信講座をランキング形式でご紹介しました。

各講座にはそれぞれ特徴がありますが、

 ➀ 録画の動画講義のみ
 ↓
 ② 録画の動画講義+質問対応
 ↓
 ③ リアルタイム講義(通学/ライブ中継)+質問対応

の順で、講座内容が充実していくとともに、受講料も高くなりますが、同時に合格実績も高くなり、短期間で合格できる傾向があります。

冒頭でも申し上げましたが、気象予報士試験に合格するには1,000時間以上かかると言われています。

どの講座にしたらよいかは迷うところですが、気象予報士試験にどうしても合格したい方は、最初から②か③の講座を選ぶと良いでしょう。

お値段もありますが、早く合格するには、勉強の都度、疑問点は残さないのが鉄則なので、質問対応がないとキツイかもしれません。

多くの方は、受験勉強それ自体が目的ではなく、お天気キャスターなどの仕事に就いて活躍することが目的だと思いますので、とにかく受験生は早めに卒業するのがベストですね。

この記事が少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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※このランキングは各講座の絶対的な優劣を示すものではありません。本記事における独自の評価基準によるものですので、参考程度にお楽しみください。
※このランキングは各講座内容の変更や評価基準・結果の見直しにより、予告なく変更することがあります。
※記載内容については、執筆時点の情報に基づき、細心の注意を払って正確に記載するよう努めておりますが、各講座のご利用にあたっては、ご自身で最新の情報を良くお調べください。

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