こんにちは、防災父さんです!
・Audibleの聴き放題に防災本はあるの?
・Audibleの無料体験で聴ける防災本ってどんなのがあるの?
こんなお悩みにお答えする記事を書きました!
防災士になる人はもちろん、そうでない人も、防災について深く学んで行くには、継続的な読書が不可欠です。
また、参考書はなるべく安く、できれば無料で、それも楽に読めると助かります。
でも、防災の参考書や書籍はたくさんあるので、どれから読んだら良いか迷ってしまいます。
そんな時は、AmazonのオーディオブックAudibleの無料お試しがおすすめです。
Audibleは朗読なので、制作に手間がかかる分、人気のある本が厳選されているので迷いません。
また、最初の30日間は無料で聴き放題で、いつでも解約できるのでめちゃくちゃ安上がりです。
そして、Audibleは聴くだけなので、本を読むより楽チンです!
そこで、ここでは、Audibleの30日間無料体験を使って¥0で「聴ける」防災本をご紹介します。
また、Audibleの使い方や関連書籍などの付属情報も合わせてお伝えします。
この記事を読めば、 Audibleを使って無料で防災の「ながら勉強」が楽々できるようになるでしょう。
Audibleの無料体験で聴ける防災本7選!
利用者急増中のAmazonのオーディオブックAudible。
ここでは、Audibleの無料体験で聴ける選りすぐりの防災本を7つご紹介します。
人に寄り添う防災/片田敏孝著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2020年発売の、片田敏孝著、「人に寄り添う防災」です。
片田先生は、東大の大学院の特任教授(当時)で、2012年発売のロングセラー「人が死なない防災」の著者です。
突然ですが、皆さんは「釜石の奇跡」って言葉を聞いたことありますか?
2011年9月11日、東日本大震災で釜石市が大津波に襲われた際、小中学生が主体的に避難して、奇跡的にほぼ全員が助かったお話のことですね。
当時、NHKスペシャルでも放送され、書籍にもなったので、何となく記憶に残っている方も多いことでしょう。
旧著「人が死なない防災」では、片田先生が釜石市で2004年から続けてこられた防災教育が、釜石の軌跡につながったことが書かれています。
「人に寄り添う防災」は、そんな防災の大家が書き下ろした待望の新著。
今度はどんな内容が気になりますね。
色んな理由があって逃げようとしない人に、「避難しよう」と思ってもらうにはどうしたらいいか、がテーマとなっています。
こんな本がAudibleの無料体験でタダで聴けるなんて、うれしい限りです。
Audibleの再生時間は4時間36分ですが、毎日少しずつ聴く、一気に通して聴くなど、自分の生活リズムに合わせて聴けますよ。
耳で聴くのは本を読むよりラクチンなので、気軽に聴いてみたい一冊です。
首都防衛/宮地美陽子著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2023年発売の、宮地美陽子著、「首都防衛」です。
著者の宮地氏は、元読売新聞の記者で、2016年から小池東京都知事の政務担当の特別秘書を務めている方です。
本書は、約320年前の江戸時代に、首都直下地震→南海トラフ大地震→富士山噴火と連動して起きたことが、近々再度起こる予想に基づき、大災害に備える方法を提言しています。
どちらかと言うと、立場上、東京をどう守るかに重点が置かれていますが、日本列島のほぼ全域に関わる大災害なので、東京以外に住んでいる方にも役に立つ内容です。
Audibleでこれを聴きながら、そんな大災害が起きたら、自分ならどうするかを少しずつ考えておくと良いでしょう。
Audibleの再生時間は6時間29分と少々長めですが、分割して聴くか、倍速機能を使って一気に聴いてもいいですね。
首都直下 南海トラフ地震に備えよ/鎌田浩毅著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2024年発売の、鎌田浩毅著、「首都直下 南海トラフ地震に備えよ」です。
蒲田先生は、京大の教養科目で人気No.1の教授として名を馳せた方で、現在は定年退官され京大名誉教授をされています。
また、科学的根拠をもって一般の方に防災対策の重要性を伝えていく活動をされていることから、「科学の伝道師」とも呼ばれています。
本書は、単なる空想の話ではなく、地球科学者として、データと理論に基づいて解説していますので、説得力があります。
首都直下地震のあと、南海トラフ地震が発生して西日本大震災となり、そこから富士山噴火が誘発されるので、今すぐ備えが必要と警告。
首都直下地震なんてホントに起こるの?と思いますが、東日本大震災以降、列島は活動期に入っており、能登半島地震も直下型地震のひとつだとか…。
先に紹介した書籍「首都防衛」で解説されている地震や噴火の連鎖と類似しているので、続けて聴くと理解が深まるでしょう。
Audibleの再生時間は4時間47分と、比較的短時間で、わかりやすい解説なので、一気に聴けてしますよ。
こちらは、プロのナレーターではなく、デジタルボイスを使用している点も興味深いですね。(感情の入らない解説本は十分です)
M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道/鎌田浩毅著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2024年発売の、鎌田浩毅著、「M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道」です。
鎌田先生は先の著書で説明したとおり、京大の名誉教授で、有名な地球科学者ですね。
先の著書と違うのは、首都直下地震、南海トラフ大地震だけでなく、九州・沖縄の海溝や、北海道から千島列島の海溝でも巨大地震が予測されているということです。
つまり、日本列島は、北の端から南の端まで危ないということなので、どこに住んでいようと備えは必要ですね。
「首都直下 南海トラフ地震に備えよ」と合わせて聴いて備えておけば万全です。
Audibleの再生時間は6時間8分で、ナレーションはデジタルボイスです。
16歳の語り部/雁部 那由多、津田 穂乃果、相澤 朱音著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2020年発売の、雁部 那由多、津田 穂乃果、相澤 朱音著「16歳の語り部」です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶を語り継ぐものです。
津波の被害に遭った小学5年生の3人が5年経って高校生となり、語り部として当時の悲惨な状況を語り始めました。
大人の視点で書かれた本はありますが、小学生の時に被災した高校生が書いた物は珍しいですね。
被災からの5年間、人生で一番多感な思春期をどんなことを考えて探してきたのか、赤裸々に語っています。
Audibleの再生時間は4時間で、プロのナレーターが本人達に代わって、情感たっぷりに朗読してくれますよ。
なお、こちらは、無料の「インタビュー版」もありますので、合わせて聴いておきたいですね。
というより、まずは、こちらを先に聴いてみても良いかもしれません。
→Audibleで「16歳の語り部~インタビュー版~」(無料)を聴いてみる
家族写真: 3.11原発事故と忘れられた津波/笠井千晶著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2020年発売の、笠井千晶著「家族写真: 3.11原発事故と忘れられた津波」です。
タイトルカバーの写真は、著者が防護服を着てハンディカメラでガレキの山を撮影している姿です。
こちらも、3.11の東日本大震災の本ですが、大津波と福島原発事故の被災者が、捜索の打ち切られた家族を探し続けているというお話です。
2020年の第26回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
著者は、静岡放送の報道記者や中京テレビの報道部ディレクターを合わせて15年間務めた方ですので、内容は本物です。
テレビ局における取材では制限があり過ぎたことから、独立してフリーとなり、7年間被災者と心を通わせ続けた記録です。
この間に撮りためた映像を使って、「Life 生きてゆく」(2017年5月)というドキュメンタリー映画も監督として自主製作されています。
ちなみに、この映画は動画配信サービスで見られませんので、どこかで上映されるのを待つしかありません。
ただ、予告編であればYouTubeで公開されているので、よろしければ覗いてみて下さい。
Audibleの再生時間は10時間12分と長くなっていますが、プロのナレーター男女4名が語り継いでいるので、時間を忘れて聴けるでしょう。
関東大震災 その100年の呪縛/畑中章宏著
Audible版 ¥0 無料体験可
こちらは、2023年発売の、畑中章宏著、「関東大震災 その100年の呪縛」です。
著者の畑中氏は民俗学者で、かねてから災害と日本人の関係について歴史的視点で研究されている方です。(著書多数あり)
2023年となり、1923年に発生した関東大震災から100年という節目を迎え、震災後の日本での災害対応について振り返っています。
「地震、津波、噴火など、天変地異が起こるだけでは災害にならない。その場所に人が住んでいることにより災害となる。」と説きます。
天変地異が起きた時、災害にならないようにするにはどうしたらよいか、改めて考えさせられます。
Audibleの再生時間は5時間39分ですが、耳で聴くのは目を使うより楽なので、意外と簡単に読めてしまいますよ。
これだけ無料で聴くだけでも、かなり勉強になりますね。
Audibleの無料体験では読めないけど割引で読める防災本
無料体験で聴けるのは読み放題対象本になりますが、それ以外にも防災本はあります。
ここでは、有料ですが、割引が効いてお得に聴けるおすすめの本をご紹介します。
地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる/ビル・ゲイツ著
こちらは、2021年発売の、ビル・ゲイツ著、「地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる」です。
ビル・ゲイツってあのビル・ゲイツ?って感じですが、そのビル・ゲイツです。(笑)
マイクロソフト社の創業者で、現在は、慈善事業を行うビル&メリンダ財団の会長をされています。
なぜビル・ゲイツが気候大災害の本を書いているのか。
少々違和感を覚えますが、その辺の経緯は本書に書いてあります。
どうやら、マイクロソフトではなく、ビル&メリンダ財団の方で、本気で「温室効果ガス排出量ゼロ」を目指して活動しているようです。
ビル・ゲイツが気候大災害を防ぐ方法を具体的に説明しているというだけでも、非常に興味深い一冊です。
Audibleの再生時間は9時間38分と、かなり長くなっています。
こちらは、聴き放題対象外タイトルですが、割引がされていますので、興味がある方にはおすすめです。
読み放題対象かどうかも気になりますが、話題の本が続々追加されるので、要チェックですね。
Audibleの使い方
そもそもAudibleとは?
ここでは、Audibleをご存知ない方のために、Audibleとは何か、簡単にご説明しますね。
AudibleはAmazonが展開するオーディオブックです。
オーディオブックというのは、簡単に言うと、プロのナレーターが本を朗読してくれているので、本を読まずに「聴ける」というサービスです。
つまり、本を朗読した音声データの販売で、ひと昔で言えば「本を朗読した音声CD」に相当し、それがネットでダウンロードして聴けるイメージです。
また、耳で聴くという意味では、ラジオの朗読番組にも似ています。
ただ、リアルタイムで聴くのではなく、オンデマンドでいつでも聴ける点が異なります。
そして、脚本ではなく、市販の本をそのまま朗読してくれている点も違います。
なので、聴くだけで「ながら読書」ができちゃうという訳です。
ちなみに、「ながら読書」の「ながら」とは、「〜しながら」という意味で、例えば、以下のようなシーンです。
音声だけなので、どんなこま切れ時間でも聴けちゃいますね。
…と、ここまで読んで、
言葉で説明してもらっても、よく分からない!
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は、とにかく、一回聴いてみることをおすすめします。
以下、「人に寄り添う防災」を聴く場合を例として、確認方法を説明しますね。
Audibleの本の内容を事前に確認しよう
Audibleがどんなものか確認したい方、事前に本の内容を知りたい方は、Amazonの販売ページから確認してみましょう。
本を読むのと比較すると良く分かりますので、まずは、聴く前に電子書籍のサンプルを無料で読んでみてください。
❶Kindle版(電子書籍)で、本の最初の部分を読んでみよう
まずは、「Kindle版(電子書籍)」(オレンジ色の枠)を選択した画面(↑)で、
ボタンをタップしてみましょう。
こうすると、「目次」や「はじめに」など、本の最初の部分を読むことができます。
これで、対象の本書の全体像や概要が掴めます。
本によっては、「はじめに」だけでなく、「第一章」の途中まで読めたりしますよ。
要は、すこしだけ立ち読みしてみるということですね。
❷Audibleでサンプル音声で、本の最初の部分を聴いてみよう
Audibleってどんな感じで聴けるのか確認するために、その右側の
ボタンをタップしてみましょう。
Audibleに登録しなくても、サンプルの音声を少しだけ聴くことができます。
先程の電子書籍のとおり、ナレーターが一言一句、原文のまま朗読してくれていることがわかりますね。
あるいは、以下の方法でも確認できます。
「Audible版」(オレンジ色の枠)を選択した画面(↑)で、
ボタンをタップしても同じように聴けます。
こちらでも、電子書籍の冒頭部分をプロのナレーターがそのまま朗読してくれている事が分かります。
どちらにしても、読むより聴く方が断然楽であることがお分かりでしょう。
Audibleで30日間の無料体験を試してみよう
サンプルを聴いて、Audibleってなかなか面白いな、続きが気になるな、という方は、30日間無料体験に申し込んでみましょう。
Audible版を選択した画面の下の方にある
ボタンをタップして、無料体験に申し込みましょう。
登録は簡単!
AmazonのID/パスワードでサインインするだけです。(笑)
サインインしたら、早速、お好みの防災本を検索して、Audibleで聴いてみましょう。
聴き放題対象本なら、30日間は無料で何冊でも聴けますので、なるべくたくさん聴きたいですね。
なお、Audibleでは、音声データをダウンロードできるので、ネットに繋いでいなくても、いつでもどこでも聴けますよ。
無料お試しだけが目的なら、Audibleに登録をしたら、忘れないうちにすぐに退会しておきましょう。
それでも、30日間はタダで聴き放題となっていますので、お試しには支障ありません。
AmazonのAudibleって太っ腹ですね。(笑)
まとめ:Audibleの無料お試しで有名な防災本を聴きまくろう!
この記事では、Audibleの無料体験を使って防災本を聴く方法についてご紹介しました。
防災の勉強のために、有名どころの防災本を無料で読むには、Audibleの無料体験がおすすめです。
30日間なら完全無料でお試しできますので、気楽に試してみましょう。
Audibleなら聴き流すだけなので、他の作業をしながらでも本が聴けてしまいます。
耳で聴くだけなので、目が疲れないのもありがたいですね。
Audibleなら、まとまった時間が取れなくても、スキマ時間に少しずつ聴けるので、忙しい方には特におすすめです!
そして、防災本の読書が終わったら、有名人が朗読している小説なども、是非、聴いてみてください。
結構、新鮮で、ハマりますよ。(笑)
この記事が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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